オメガ6とは、リノール酸を多く含む、脂肪酸(油の構成要素)で、日本人の私達は、取りすぎている傾向にあります。
オメガ6を取りすぎると、病気へのリスクがあがります。
特に、『炎』のつく病気になりやすくなると言われていますね!
リノール酸の適正摂取量が4g~5gに対して、日本人は平均で13g~15g/日と言うデータがあります…。
ボディメイクで、栄養学の事も沢山、学んできた僕が、オメガ6を取りすぎると、どんな病気になるリスクが増えるのか、また効果や食品についても詳しく見てみたいと思います。
オメガ6を多く含む油の種類

オメガ6を含むオイルをピックアップしてみましょう↓
- クルミオイル
- ごま油
- ひまわり油
- べにばな油
- 大豆油
- コーン油
上記の様に、オメガ6が含まれるオイルを見ると、普段の料理の中で、使うようなオイルが殆どで、知らないオイルの名前もほぼありませんね。
揚げ物系を食べる機会は多いでしょうし、油は直接的に飲んだりすることはありませんが、調理を通して、沢山僕たちの体内に入ってきてしまいます。
意識して獲ろうとしなくても、日常生活で十分に、獲れているのがオメガ6です。
オメガ6は、身体に必要な、必須脂肪酸である事は間違いありませんが、とり過ぎることで、病気へのリスクも上がってしまいます。
油というのは、人間には、必要なものでもありますが、重要なのはバランスです。
冒頭で説明したように、私達日本人は、オメガ6を必要摂取量の、3倍近くも多く取りすぎている傾向にあるのです。
オメガ6のとり過ぎで起こる病気のリスク

オメガ6の脂肪酸は、体内で生成することが出来ない為、食事などから摂取する必要があるものなのですが、必要数はわずかです。
オメガ6に含まれる、リノール酸とはスキンケア効果や、肌の保湿、子供の成長・発育には、必要不可欠なものです。
しかし、現代の食生活からオメガ6脂肪酸を取りすぎている為、下記の様な病気へのリスクが心配されます。
獲らなくてはいけないリノール酸ですが、多くなると身体への悪影響も出てきます。
- 発がん
- 心臓疾患
- 高血圧
- 高脂血症
- アトピー
- うつ病
- 産後うつ
- 動脈硬化
こんなに沢山!?
何度も書きますが、日本人のオメガ6の平均摂取量が、3倍となっているので、減らす意識をしないと、こうした病気に繋がる可能性があるということを知っておくとリスクは減らせますね。
そして、オメガ6の悪い部分を抑制する働きがあるのが、オメガ3の脂肪酸です。
- 理想 オメガ6:オメガ3=4:1
- 現状 オメガ6:オメガ3=10:0
オメガ6の摂取量を適正に持っていき、オメガ3の摂取量を増やす事が大切です。
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オメガ6を含む食材、過剰摂取になる原因はこれだ!

と言う事を調べてみると、それはオメガ6を摂取できる、食材に関係がありそうです。
日本人の私達が、オメガ6脂肪酸を、どんなところから摂取しているのかというと…
- 加工食品
- 外食
- コンビニ食
加工されている食品のほぼ全てに、オメガ6脂肪酸はふくまれています。ハムやソーセージ、サラミなどの加工されている肉。インスタント食品、冷凍食品と言う感じでこうした加工食品のほとんどにオメガ6は含まれています。
油を使って調理をしているものって、外食へ行けばほぼほぼ口にしますよね?外食先の料理はほぼオメガ6を含む物と考えていいでしょう。
コンビニ食に関しても、オメガ6脂肪酸はかなり多くなります。更にはコンビニ弁当などは食品添加物なども多量に含まれていますよね。
こうしたオメガ6が含まれる食品を見てみると、普段から、多く取りすぎる原因があからさまですね(苦笑)
適度に摂取する分には、大きな問題になることはありませんが、健康に意識を持っている人なら、オメガ6が含まれる食品を意識的に減らす努力が必要になりそうですね(汗)
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